[ベルリン 3日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた7月のドイツの総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.2と、前月の50.3から上昇した。速報値から変更はなかった。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済アソシエイトディレクター、フィル・スミス氏は「輸出の顕著な改善が過去約4年半で最も力強い生産の伸びを後押しした」と述べた。
需要増や設備稼働率の上昇、受注残の解消に向けた動きで、生産は2022年2月以来、4年半ぶりのペースで拡大した。受注残は3カ月連続で減少したが、減少ペースは和らいだ。
新規受注は2カ月連続で増加し、指数は3月以来の高水準。22年2月以来の高い伸びとなった輸出がけん引した。
コスト圧力も緩和した。投入価格のインフレ率は2月以来の水準に鈍化。産出価格インフレ率も3カ月連続で減速し、3月以来の低水準となった。ただそれでもなお歴史的に高い水準にある。
スミス氏は、「製造業の景況感は依然として弱く、紛争勃発前の水準を下回っている」と述べ、原油価格のボラティリティーや不確実性を考慮すると、中東紛争が解決しない限り、好調が維持されるとは考えにくいと指摘した。