[ジャカルタ 3日 ロイター] - インドネシア大統領府は3日、副産物としてレアアース(希土類)を含む可能性のある鉱物の輸出を再開したと発表した。レアアース含有量の強制検査による出荷遅延について、金属業界から不満の声が上がっていた。
ボーキサイト、アルミナ、電気銅、ニッケル派生製品などの鉱物輸出は、レアアース含有量を測定する強制検査プログラムの導入により遅延に見舞われていた。他の製品に含まれるレアアースがどの程度まで輸出を認められるかについても不透明感があった。
ドゥドゥン・アブドゥラフマン大統領首席補佐官は記者会見で「レアアースを主要産品として輸出することは禁止されている。しかし、これは主要な鉱物製品や派生製品に付随的あるいは副産物として含まれるレアアースにまで自動的に適用されるものではない」と述べた。
政府は同日、関係者と会合を開き、元素ごとの含有量上限、実験室での検査方法、検証の仕組み、検査報告書発行の指針などについて協議する。
インドネシアは主要な鉱物輸出国だが、レアアースの生産は主に副産物としての産出にとどまり限定的だ。政府はこれまで、他の鉱物出荷にレアアースがどの程度含まれることが認められるのかを明示していなかった。