[ロンドン 31日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏は31日、イラン紛争に起因するエネルギー価格の高騰により、英国の長期的なインフレ圧力は徐々に高まるリスクがあるとの見解を示した。

ピル氏は、エネルギー価格の高騰が英中銀のインフレ目標2%に対する国民の信認を「大幅に損なう」事態には至っていないことは朗報だと指摘。一方で、企業や労働者がインフレによる損失を取り戻そうとする中、「より緩慢ではあるが、恐らくより厄介な二次的影響」が生じているかどうかは、年後半にならなければ判断できないとの見方を示した。

ピル氏は30日に開かれた英中銀会合で利上げを支持し、金利据え置き決定に反対票を投じた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。