(原文の訂正により6段落目のUAEの生産停止で「15万バレル」を「5万バレル」に修正します)

Sheila Dang

[ヒューストン 31日 ロイター] - 米石油大手エクソンモービルが31日発表した第2・四半期決算は、イラン紛争に起因する原油高や精製マージン改善で、利益が前年同期の2倍以上となり、過去4年間で最大となった。ガソリン高を巡り、エクソンなどの石油企業を批判し、調査を指示したトランプ米大統領の反発を招く恐れがある。

調整後利益は147億ドルで第1・四半期から67%増えた。1株当たりでは3.52ドルで、LSEGがまとめたアナリストのコンセンサス予想(3.60ドル)には届かなかった。

ニール・ハンセン最高財務責任者(CFO)は、基調的な業績は堅調だったとし、予想を下回った要因として、モデル化が困難なコモディティー(商品)価格とマージンの「極端な変動」を挙げた。

第2・四半期の総生産量は日量450万石油換算バレル(BOE)で、第1・四半期の460万BOEから減少。約45万BOEの減少は、イランに施設を攻撃されたカタールの液化天然ガス(LNG)生産に関連している。

ハンセン氏は、カタールでは国内向けに約15万BOEの生産を続けているものの、生産に支障をきたした状態が続いているとした。

アラブ首長国連邦(UAE)の油田では日量25万バレル生産したが、約5万バレル(訂正)の生産が停止している。海上航路が再開して販売できるようになるまで、UAEでの生産から収益を計上できないという。

一方、米パーミアン盆地での生産量は日量180万バレルを超え記録的な水準に達した。ガイアナでは、第4・四半期に5基目の浮体式生産設備が稼働開始の予定で、生産能力が日量25万バレル増加する。

第2・四半期に43億ドルの配当を支払い、51億ドル相当の自社株買いを実施した。同社は今年中に200億ドル相当の自社株を買い戻す目標を掲げている。

ハンセン氏は、配当や自社株買いを増やす前に、バランスシートのさらなる改善に注力していると述べ、第2・四半期に純有利子負債を70億ドル削減したと説明した。

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