Faith Hung Jeanny Kao

[台北 31日 ロイター] - 台湾行政院(内閣)主計総処が31日発表した第2・四半期域内総生産(GDP)速報値は前年同期比12.92%増だった。約40年ぶりの記録的な伸びだった第1・四半期(14.55%増)からは減速したものの、引き続きAI(人工知能)サプライチェーン拠点としての恩恵を享受した。

ロイターがまとめたエコノミストの予想(10.8%増)を上回った。前四半期比では年率換算で9.91%成長した。

見通しを含む詳細な改定値は8月14日に発表される。

財政部の既発表データによると、第2・四半期の輸出は前年比43.7%増の2209億3000万ドルだった。堅調な輸出は金利調整の一因となり得るが、一部アナリストは中央銀行が9月の次回金融政策決定会合で金利を据え置くと引き続き予想している。

キャピタル・エコノミクスは調査リポートで、「予測期間を通じて中銀は金利を据え置くと現時点で予想している」と指摘。一方で「ただ、直近のインフレ指標に加え、急速な経済成長を踏まえれば、中銀が利上げに動く可能性が高まっていることは確かだ」とし、中東紛争を背景としたエネルギー価格上昇のなか、6月の消費者物価指数(CPI)に言及した。6月CPIは前年比2.6%上昇し、2025年1月の2.67%上昇以来の大幅な伸びだった。

AIブームを受け主計総処は5月、26年通年の経済成長率予測をこれまでの7.71%増から9.64%増に引き上げた。25年の台湾経済は8.76%成長し、15年ぶりの高い伸びとなった。

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