Yoshifumi Takemoto

[東京 31日 ロイター] - 経済産業省が31日に発表した6月の鉱工業生産指数(速報、2020年=100)は前月比1.3%上昇し3カ月連続のプラスとなった。半導体製造装置などが好調だった。基調判断は「一進一退」で据え置いた。調査後に発生した熊本地震の影響は不明で同省は先行きには予断を持てないとみている。

結果はロイター予測(前月比0.7%上昇)を上回った。

指数を押し上げた主な品目は半導体製造装置(前月比11.1%増)、分析機器(同32.7%増)、開閉制御装置(同17.2%)など。半導体製造装置は輸出向けが増加、分析機器は医療向けが増えた。教育用ノートパソコン生産も好調だった。

一方、半導体メモリ(前月比54.3%減)などはマイナスだった。

出荷は前月比0.4%低下と3カ月ぶりにマイナスに転じ、在庫は前月比2.3%上昇と4カ月ぶりに増えた。

企業の生産計画に基づく生産予測指数は7月が前月比1.2%上昇、8月が同4.5%上昇。

調査は7月上旬に実施したため、28日に発生した熊本地震による企業の生産への影響について「7月の生産実績を見ないと先行きの判断が難しい」(経産省幹部)としている。

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