Nidal al-Mughrabi
[カイロ/ワシントン 30日 ロイター] - トランプ米大統領は30日、パレスチナ自治区ガザの和平計画の履行を監視するために設置した国際機関「平和評議会」が、イスラム組織ハマスとその他全ての武装集団の完全な武装解除について合意に達したと表明した。
武装解除は段階的に実施され、進展に応じてイスラエル軍が撤退し、新たなパレスチナ警察と連携する国際安定化部隊がガザの治安を担うという。
複数の関係筋はこれに先立ち、米国主導のガザ和平計画の実施を巡りカイロで行われた仲介国とハマス指導部の協議で異例の進展が見られたと述べていた。ただ、イスラエル当局者は提示された条件は満足のいくものではないとしていた。
トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、今回の合意はガザにおける和平に向けた「トランプ20項目計画の実施における大きな節目」だと位置付け、仲介役を務めたエジプト、カタール、トルコに謝意を示した。
その上で「今回の合意は、ガザがようやく、パレスチナの人々を支援するために平和評議会と緊密に連携する新たなパレスチナ政府によって統治されるための重要な一歩だ」としたほか、「同時に、イスラエルは当然得るべき安全保障を手にすることになり、ガザがテロ攻撃の拠点として使われることはなくなる」と述べた。
ワシントンのイスラエル大使館とハマスは、トランプ氏の投稿に関するコメント要請に直ちに応じなかった。
これに先立ち、ガザの保健当局は、イスラエル軍による空爆で子ども2人を含む少なくとも6人が死亡したと明らかにしていた。
平和評議会はこの日、カイロ協議についてのコメントを控えた。
協議に近い外交筋は、交渉はガザにある全ての全ての重・軽火器を廃棄するロードマップに向けて進展していると語った。