Olivia Le Poidevin

[ジュネーブ 3日 ロイター] - 国連のトゥルク人権高等弁務官は3日、アフリカ・スーダン中部エル・オベイド周辺で、新たな人権危機が広がっていると述べた。残虐行為が繰り返されるパターンがあると警告し、国際社会に行動を求めた。

トゥルク氏は、ジュネーブで開催された国連人権理事会で各国代表団に対し、人権高等弁務官事務所 (OHCHR)​は、コルドファン地域を横断する避難民の移動経路に沿って発生している、略式処刑や誘拐、拷問、性的暴力といった一連の行為を記録したと説明。

エル・オベイドでは、清潔な水が不足し、絶え間ないドローン(無人機)攻撃が続くなど、市民は18カ月にわたり包囲下に置かれたような状況にあると述べた。

エル・オベイドは北コルドファン州の州都であり、3年以上前に始まったスーダン国軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」との戦争において、最近の戦闘の中心となっている。

さらにトゥルク氏は、国際社会に対し、北ダルフール州のエル・ファーシルで昨年発生した広範にわたる残虐行為の再発を許してはならないと訴え、「今回は、戦略的に重要な北コルドファン州の州都で、新たな人権危機が広がっている」と述べた。

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