Eduardo Baptista

[北京 3日 ロイター] - 中国のテック大手アリババは米アンソロピックの人工知能(AI)コーディングツール「クロードコード」について、従業員が業務で使用することを禁止した。関係筋が明らかにした。

クロードコードはソフトウエア開発者向けのアンソロピック製AIコーディング支援ツール。アンソロピックが中国の利用者や団体によるアクセスを制限しているにもかかわらず、中国のプログラマーの間で普及している。

関係筋によると、アリババの従業員は自社のコーディングプラットフォーム「Qoder」を使うよう指示されている。

今回の禁止措置はアンソロピックのAIモデル「クロード」の能力をアリババが不正に抽出したとされる疑惑を巡る両社の対立が背景にある。アンソロピックは先月、アリババから攻撃を受けたと明らかにし、これを「蒸留」と呼ばれる技術の不正抽出だと非難した。

開発者らは数日前、クロードコードに中国関連の利用者を特定し得る機能が組み込まれていると指摘していた。

関係筋は中国を標的としたアンソロピックの制限措置について、米国にサーバーを設置して通信元が米国であるかのように偽装できる個々の利用者に適用するのは困難だと述べた。ただ、企業は法的リスクやコンプライアンス(法令順守)上のリスクをより意識していると指摘した。

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