[シンガポール 3日 ロイター] - ウクライナによるエネルギー施設攻撃を受けて燃料危機に陥っているロシアが、日本からジェット燃料を輸入しようとしている。事情に詳しい関係者3人がロイターに明らかにした。

関係者によると、取引には複数のトレーダーが関与している。7月前半に千葉で少なくとも20万バレルのジェット燃料が積み込まれ、まず韓国に向かう。韓国南部の麗水沖で、別のタンカーに積み替えられロシアへ向かうとみられるという。最終目的地は明らかになっていない。

船舶追跡データ会社ケプラーのデータによると、2022年2月に麗水から2万2000バレルのジェット燃料がロシアに輸送されたとみられる。このときは極東ウラジオストクに輸送された。

ロシアでは、石油精製所や貯蔵施設がウクライナのドローン(無人機)攻撃を受け、燃料購入が規制されるなど、国民生活に深刻な影響が出ている。

ケプラーのデータによると、ロシアは昨年、日量約3万バレルのジェット燃料を輸出していた。今年は、約1万3000バレルに落ち込んでおり、大部分はトルコ向けとなっている。

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