[パリ 3日 ロイター] - フランス、オランダ、ベルギーの3カ国で、欧州各地の気温が急上昇した6月の熱波の期間中に合わせて3700人の超過死亡を記録した。当局はこの数字は暫定値であり、さらに増える可能性があると警告している。

専門家によると、6月20日ごろから28日まで続いたこの熱波は、欧州で記録された中で最悪のものとなり、発電に支障をきたし、インフラに損害を与え、医療体制を逼迫させた。

フランスのリスト保健相は3日、熱波の期間中に国内で2025人の超過死亡が記録され、特に45歳を超える世代で死者者数が著しく増加したと明らかにした。

仏公衆衛生当局は6月22─28日の自宅での死亡が前週比91%増加し、介護施設や医療機関での死亡も増えたと発表した。「死者数はこれらの初期の数字が示すよりも多くなるだろう」と警告した。

ベルギーでは保健省が2日、6月18─29日に約1200人の超過死亡を記録したと発表した。このうち530人は85歳以上で、65歳未満は180人だった。声明で「熱波の期間中にこれほどの超過死亡が生じるのは、わが国では前例がない」と指摘した。

オランダの当局は熱波により約480人の超過死亡が発生し、その大半は80歳を超える高齢者だったとしている。

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