Miranda Murray
[ベルリン 3日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた6月のドイツのHCOBサービス業購買担当者景気指数(PMI)改定値は48.6となり、5月の48.1から上昇したものの、景況感の節目となる50を3カ月連続で下回った。物価上昇などに伴う需要の低迷が引き続き経済活動を圧迫した。
速報値の46.8を2ポイント近く上回った。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済担当アソシエイトディレクター、フィル・スミス氏は「サービス部門は中東戦争の開始以来見られる全般的に厳しい経済情勢の影響を引き続き受けている」と述べた。
新規受注は4カ月連続で減少し、そのペースは5月よりも加速。海外からの新規受注も著しく減少した。
受注の不足により、受注残も再び減少。減少ペースは昨年8月以来の速さとなった。
雇用は6カ月連続で減少したが、その幅は今回の減少期間中で最も小さいものだった。
投入価格の上昇率は、燃料価格の下落も一因となり、昨年11月以来の低水準まで急激に鈍化した。
スミス氏は、コスト圧力の緩和は心強いと述べた一方で、中東情勢の先行きが依然として予測不可能だとして、今後数ヶカ月間の動向も不透明だと付け加えた。
製造業を含む総合PMIの改定値も48.8から49.5に上昇した。