Kentaro Sugiyama
[東京 3日 ロイター] - 連合が3日に発表した2026年春闘の最終集計によると、基本給を底上げするベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせた平均賃上げ率は5.01%だった。前年を0.24ポイント下回ったものの、3年連続の5%台を確保した。
構造的な人手不足やインフレの長期化などが、経営側の意識の変化を促している。連合の仁平章・副事務局長は最終集計の結果について「賃上げが当たり前の社会に向けてさらに1歩前進できた」と評価した。
傘下労働組合の要求に対する7月1日午前10時時点の企業側回答をまとめた。「平均賃金方式」で回答を引き出した5368組合の賃上げ額は平均で1万6400円。ベアと定昇を明確に区別できる3732組合のベア分は1万1510円・3.50%だった。
300人未満の中小組合3831組合のベアと定昇を合わせた賃上げ率は4.69%と、前年から0.04ポイント上昇した。ベアと定昇を明確に区別できる中小2385組合のベア分は9840円、べア率は3.51%だった。