Hiroko Hamada

[東京 3日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比1.47%(1010円92銭)高の6万9744円07銭で取引を終えた。前場はAI(人工知能)・半導体株が軟調で、一時1.63%(1123円66銭)安となる場面があったが、次第に下げ渋りプラス圏に浮上した。AI関連株は下落局面では押し目買いが入りやすいとの指摘があった。一方、出遅れ感のある銘柄への物色が継続し、相場を支えた。

日経平均は前営業日比0.08%(57円09銭)安でスタートした後、前場序盤に6万7609円49銭まで下落した。指数寄与度の大きいAI・半導体株が売られ、相場を押し下げた。ただ、その後は下げ渋り、後場は底堅い地合いが継続。日経平均は大引けにかけて上げ幅を広げた。終盤には1.53%(1054円88銭)高の6万9788円03銭まで上昇した。

物色面では、前日に引き続き割安感のある出遅れ銘柄に買いが広がった。プライム市場では8割近くの銘柄が上昇するなど、底堅さが確認された。

岩井コスモ証券の投資調査部フェロー・有沢正一氏は「これまで急ピッチで上昇してきた半導体関連は、割高感が意識されているが、下がった場面では乗り遅れた投資家による押し目買いが入りやすい」と指摘する。

目先もAI株がリードして指数が上昇する構図は続くとみられているが、日経平均が上値を追う展開となるのは「企業決算が本格化してくるタイミングではないか」(有沢氏)という。

TOPIXは1.24%高の4064.6ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.24%高の2096.79ポイントだった。プライム市場の売買代金は11兆8974億5300万円だった。東証33業種では、全業種が値上がり。金属製品、繊維製品、不動産などの上昇が目立った。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.9%高の733.18ポイントと、続伸した。

個別では、キオクシアホールディングスが朝安後プラス転換し、9%超高となった。ロームが大幅高となったほか、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが堅調だった。一方、ソフトバンクグループ、レーザーテックは軟調。主力のトヨタ自動車、ソニーグループはしっかりだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1226銘柄(78%)、値下がりは291銘柄(18%)、変わらずは41銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 69744.07 +1,010.9 68676.06 67,609.49

2 ─69,788.03

TOPIX 4064.60 +49.62 4034.86 4,002.27─

4,064.60

プライム市場指数 2096.79 +25.74 2082.99 2,064.82─

2,096.79

スタンダード市場指数 1644.33 +17.71 1627.80 1,620.29─

1,644.33

グロース市場指数 943.51 +25.45 924.08 923.87─94

3.51

グロース250指数 733.18 +20.69 717.80 717.48─73

3.18

東証出来高(万株) 225276 東証売買代金(億 118974.5

円) 3

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