[2日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは2日、第2・四半期の世界納車台数が前年同期比約25%増の48万0126台だったと発表した。市場予想を上回り、第2・四半期としての過去最高を記録した。北米で不振が続いているものの、欧州ではこれまでの不買運動の反動や燃料高などから需要が回復した。
ビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想は40万2776台だった。
第2・四半期の生産台数は45万1758台。納車台数を下回り、第1・四半期に増加した在庫の抑制につながる見通し。
モーニングスターのシニア株式アナリスト、セス・ゴールドスタイン氏は「現時点でテスラの主な原動力は、欧州での大幅な成長にあるだろう。米販売台数は依然として減少傾向にあるようだが、米国のEV市場全体の落ち込みよりは小幅だ。中国では幾分の成長が見られる」と述べた。
中国の比亜迪(BYD)や国内EVメーカーとの競争も続く。 ロイターの算出によると、BYDの6月の世界販売台数は前年同月比5.5%増の40万3472台と、2カ月連続で前年比プラスとなった。輸出が大きく増加し、不振が続く国内市場の需要低迷を相殺した。
米新興リビアンが同日発表した第2・四半期の納車台数は14%超増の1万2194台で、市場予想を上回った。同社は年間納車台数見通しを上方修正した。