[北京 2日 ロイター] - 中国乗用車協会(CPCA)が2日発表したデータによると、米電気自動車(EV)大手テスラの6月の中国生産EV販売台数は前年同月比24.4%増の8万9091台だった。欧州での販売回復基調が続き、8カ月連続で増加した。5月は39.4%増えていた。
集計対象はテスラの上海工場から出荷された「モデル3」と「モデルY」で欧州などへの輸出車を含む。
2026年4─6月期(26年第2・四半期)に、テスラの中国国内販売と上海工場からの輸出を合わせた台数は、前年同期比で32.8%増加した。
テスラが2日に発表予定の26年4─6月期の世界全体の納車台数は前年同期比5%増の40万2780台と予想されている。米・イスラエルとイランの交戦に伴う燃料価格の高騰により、欧州でEVを選ぶ動きが強まり需要が拡大。北米では販売が減少しているものの、欧州の回復と中国の堅調な需要が支えると見込まれる。
一方、テスラと競合する中国の比亜迪(BYD)は、2026年1─3月期に一時、テスラに奪われた世界最大のEV販売企業の座を取り戻す可能性がある。BYDは6月に2カ月連続で販売増となり、26年4─6月期に世界全体で55万7090台のバッテリー式EV(BEV)を販売。競争の激しい中国の国内市場だけでなく、欧州などへの海外展開の強化を図っている。