[2日 ロイター] - フェデラルファンド(FF)金利先物市場では、連邦準備理事会(FRB)が今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げに踏み切る理由は乏しくなったとの見方を織り込んだ。6月雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を大幅に下回ったことを受けた。

プリンシパル・アセット・マネジメントのチーフグローバルストラテジスト、シーマ・シャー氏は「雇用の伸びの鈍化は、ここ数カ月強まってきた労働市場が再び力強さを増しているとの見方に疑問を投げかける。しかし重要なのは、FRBが政策を引き締める圧力にほとんどさらされていないとの見方を補強する点だ」と記した。

金利先物のトレーダーは現在、7月の利上げ確率を20%未満とみている。ただ、9月については依然として政策金利の引き上げが有力とみており、その確率を約60%織り込んでいる。雇用統計発表前に見込まれていた約75%からは低下した。

米労働省労働統計局が2日発表した6月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は5万7000人増と、ロイターがまとめたエコノミスト予想(11万人増)を大幅に下回った。前月分と前々月分もそれぞれ下方修正された。

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