Caroline Valetkevitch
[1日 ロイター] - 米国株式市場は小幅反落して取引を終えた。ハイテク株の下落が重しとなったものの、メタ・プラットフォームズが上昇したほか、ウォーシュ連邦準備理事会(FRB)議長のインフレリスク低下を巡る発言が下支えとなった。
ウォーシュ氏は1日、トランプ大統領が利下げを求める中でも、FRBの2%のインフレ目標を堅持し、金融緩和を期待する人々は「失望することになる」と述べた。
原油価格はイラン戦争開始時に急騰した。LSEGがまとめたデータによると、市場では議長発言を受けて利上げ観測がやや後退したものの、依然としてFRBが年内に少なくとも1回の利上げに踏み切るとみられている。
メタ・プラットフォームズは、人工知能(AI)向けの余剰計算能力を販売するクラウド事業を構築しているとブルームバーグ・ニュースが報じたことを受けて上昇した。
インガルス・アンド・スナイダーのシニアポートフォリオストラテジスト、ティム・グリスキー氏は「これは同社株の支援材料になり続ける可能性が高いようだ」と指摘。メタの株価は「マグニフィセント・セブン(大型ハイテク7銘柄)の他の銘柄に対してアンダーパフォームしてきた」と述べた。同社株は年初来ではなお下落している。
フィラデルフィア半導体指数は大幅安となった。
グリスキー氏は、投資家が米国とイランの協議を注視しており、特に週末にかけて米国が長期休暇に入ることから慎重姿勢を維持していると述べた。
2日には重要指標の米雇用統計が発表される。3日は独立記念日の祝日を控え、休場となる。
バンス副大統領は、米国とイランが1日にカタールでホルムズ海峡を巡る間接的な技術協議を行う中、両国の協議は順調に進んでいると述べた。米国は必要でない限り全面的な戦闘に戻ることはないとも語った。
投資家は米供給管理協会(ISM)が発表した製造業購買担当者景気指数(PMI)データも消化している。同データは、6月の米製造業活動が鈍化したものの依然として底堅かったことを示した。
この日はアルミ大手アルコアが下落した。オーストラリアの鉱山大手サウス32がアルミニウム関連資産の大部分をアルコアに売却することで合意した。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 52305.24 -13.96 -0.03 52231.18 52742.66 52026.64
前営業日終値 52319.20
ナスダック総合 26040.03 -173.69 -0.66 26039.51 26238.06 25954.46
前営業日終値 26213.72
S&P総合500種 7483.23 -16.13 -0.22 7478.84 7521.81 7449.63
前営業日終値 7499.36
ダウ輸送株20種 21959.76 +209.97 +0.97
ダウ公共株15種 1135.58 -10.50 -0.92
フィラデルフィア半導体 13353.28 -893.68 -6.27
VIX指数 16.59 +0.14 +0.85
S&P一般消費財 1922.81 +15.70 +0.82
S&P素材 640.19 +2.11 +0.33
S&P工業 1552.14 -16.59 -1.06
S&P主要消費財 919.95 -3.07 -0.33
S&P金融 911.85 +19.01 +2.13
S&P不動産 280.49 +0.79 +0.28
S&Pエネルギー 806.45 -4.50 -0.56
S&Pヘルスケア 1861.81 +9.66 +0.52
S&P通信サービス 466.30 +11.90 +2.62
S&P情報技術 6663.53 -124.68 -1.84
S&P公益事業 454.67 -6.01 -1.30
NYSE出来高 15.45億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 69795 - 845 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 69695 - 945 大阪比