Howard Schneider
[1日 ロイター] - ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長は1日、FRBが利上げに踏み切るかどうかは、次回米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策担当者らが「ドアを閉めて」議論を始める段階で決めると述べた。
ポルトガルのシントラで開催された欧州中央銀行(ECB)フォーラムで発言した。先月のFOMC以降、ウォーシュ氏が公の場に登場するのはこれが初めて。
ウォーシュ氏は「われわれは会合の場でしっかりと議論する。だが、それ以上に話せることはない」と述べた。
また、「フォワードガイダンスは示さない」と語り、米CNBCのアンカー、サラ・アイセン氏の追加質問に答える形で「私にこのルールを破らせようとしても、失敗するだろう」と述べた。
ウォーシュ氏は、インフレ期待とインフレリスクがこの数週間で低下しているとの認識を示した。同時に、インフレ率を2%の目標に押し下げることに引き続きコミットしているとの姿勢を改めて強調。「もし家計や企業、金融市場で、当中央銀行が2%を上回るインフレ目標で満足すると考えていた人がいたとすれば、失望することになるだろう。われわれは米国で物価安定を実現していく」と語った。
また、労働市場は安定しており供給サイドは底堅いとの認識を示した。