[ニューヨーク 29日 ロイター] - 午前のニューヨーク外為市場では、円が対ドルで1ドル=161.97円まで下落し、1986年以来の安値を記録した。

LMAXグループのアナリストは「日銀がようやく25ベーシスポイントの利上げを実施し、政策金利を1.00%としたものの、米国との金利差は依然として大きい。特に米連邦準備理事会(FRB)がタカ派的な姿勢を維持し、米金利が長期にわたって高止まりする可能性が高いことを示唆したことで、その金利差を相殺する効果は限定的だった」と指摘した。

LSEGによる米市場規制当局の週次データでは、投資家は2019年以来最大となるドルの強気ポジションを他の主要通貨に対して保有しており、その額は約364億ドルに上るという 。

ドル指数は0.17%下落して101.19となったが、13カ月ぶりの高値付近を維持している。米国の経済成長に対する楽観的な見方やFRBによる利上げの見通し、人工知能(AI)関連が主導する米国株式市場の継続的なブームに支えられている。同指数は今月2.28%上昇しており、25年7月以来最大の月間上昇率となる見込みだ。

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