Andrew Mills Parisa Hafezi
[ドバイ 29日 ロイター] - 戦闘終結に向けた暫定合意の履行に取り組むイランと米国の交渉団が近くカタールの首都ドーハで協議する見通しであることが分かった。事情に詳しい関係者が29日、ロイターに明らかにした。
関係者は、仲介国が不測の事態が起きても対応できるよう連絡ルートを確立したとし、実務協議は継続する予定だと述べた。
イラン高官筋はロイターに対し、30日にドーハで協議が開かれると明らかにした。ただスイスで行われこれまでの実務協議とは異なり、今回はホルムズ海峡の管理と緊張緩和に焦点が当てられるという。
しかしイランのガリババディ外務次官は29日、今週は技術作業部会の開催予定はなく、カタールでの協議も確認されていないと述べた。その上で、合意の履行状況の確認を含め、カタールとの協議は通常通り続いているとした。タスニム通信が報じた。
米政府当局者は28日、同国とイランが先週から続いていた攻撃の応酬を停止し、ホルムズ海峡を巡る対立に関する協議を再開することで合意した。
ペゼシュキアン大統領は29日、合意に伴いカタールで凍結されている資産120億ドルのうち60億ドルが解除され、イランに返還されると述べた。また合意によりイランの石油・石油化学部門への制裁が解除されたとし、「イラン国民にとって偉大な勝利」だと称賛した。国営メディアが伝えた。
イラン高官筋によると、カタールとイランは凍結資産の最初の60億ドル分解除に向け、技術面での細部を詰める最終段階にあり、資金は2回に分けて拠出される見通しだ。