[サンクトペテルブルク 29日 ロイター] - ロシア中央銀行のザボトキン副総裁は29日、同国の石油精製施設に対するウクライナのドローン(無人機)攻撃が、今年下半期の経済成長に一定の影響を及ぼすとの見方を示した。

ウクライナによる攻撃の頻度が高まり、一部地域では燃料不足が発生し、購入制限も行われている。6月前半のガソリン生産量は前年比25%減少した。

ロシア経済はすでに減速しており、今年の成長率は0.4%と予想されている。プーチン大統領は関係当局に対し、成長回復に向けた対策を指示している。

ザボトキン氏は「燃料部門が数カ月間にわたりフル稼働を下回る事態になれば、今年の国内総生産(GDP)をある程度押し下げることになる」と述べた。中銀は今年のGDP成長率を0.5─1.5%と予測している。

同氏は、中銀が国内燃料価格上昇の影響を注視し、現在4.5─5.5%としているインフレ予測を状況に応じて更新すると述べた。

中銀は19日の政策決定会合で、燃料生産の減少によるインフレリスクを指摘し、利下げ幅を予想を下回る0.25%ポイントにとどめた。次回会合は7月24日。

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