Kentaro Sugiyama

[東京 29日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 161.80/161.8 1.1393/1.1395 184.34/184.40

1

午前9時現在 161.79/161.8 1.1384/1.1386 184.20/184.22

0

前週末NY午後5時 161.73/161.7 1.1383/1.1385 184.10/184.21

8

午後3時のドル/円は前日ニューヨーク市場終盤に比べて小幅にドル高/円安の161円後半で推移している。週末の米国とイランの攻撃の応酬で「有事のドル買い」が強まる可能性もあったが、両国が相互への攻撃を停止したことが伝わり週明けの相場は落ち着いた動きとなった。為替介入への警戒感が上値を抑える一方、下押し材料も見当たらず、東京時間は総じて動意に乏しかった。

午前8時からのドル/円の値幅は上下10銭程度にとどまった。週後半に米国で雇用統計の発表を控えており、手控えムードにもなっているとみられる。

米雇用統計が労働市場の底堅さを示し米国の追加利上げ観測が高まった場合は、ドル買いが強まる可能性がある。「ドル高が加速すれば、1986年12月以来39年半ぶりに162円台へ上昇する展開を想定している」(IG証券の石川順一シニアマーケットアナリスト)という。

雇用統計が弱い結果となれば、ドル高トレンドに変化が生じる可能性もある。ただ、市場では「米国の利上げ観測が払拭されない限りトレンド転換は難しい」(日本総合研究所の松田健太郎主任研究員)との見方も根強く、日銀の利上げだけで円買い転換を促すには力不足との認識が示されている。

市場では、政府が7月にまとめる経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)の原案における、日銀に関する記述にも注目が集まっている。政府の経済政策と整合的な金融政策運営を求めるなど日銀に強いプレッシャーがかけられているとの見方もあり、「日銀が追加利上げの判断にこれまで以上に慎重にならざるを得ない」(国内証券のエコノミスト)との指摘も出ている。

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