[28日 ロイター] - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、ドイツ自動車部品大手ボッシュとの自動運転開発における提携を終了する計画だ。コスト削減と競争力強化に向けた広範な取り組みの一環。独紙ビルトが28日、複数の関係者の話として報じた。
ボッシュとの提携は2022年、VWのソフトウエア子会社カリアドとの間で始まり、VWの全ブランド向けに運転支援および自動運転用のソフトウエアを開発することを目的としていた。
ボッシュとカリアドは共同声明で、「市場のうわさにはコメントしない」と述べた。一方で、両社が長年にわたり緊密に協力しており、自動運転システムを世界中の大衆車市場に普及させたいとの意向に言及した。
ビルトは内部情報筋の話として、このプロジェクトには約15億ユーロ(17億1000万ドル)が投じられたにもかかわらず、期待通りの成果を上げられなかったと伝えた。内部評価では、当該技術にはまだ競争力がないと結論付けられたという。両社の提携は契約条件に従って終了する予定で、最終的な契約終了は少なくとも29日以降になる見通し。
ビルトによると、VWは自動運転システム用のハードウエアとソフトウエアを新たなパートナーから調達する計画。現在、サプライヤーの選定が進められており、契約は9月までに締結される予定だという。