[26日 ロイター] - 今年1月に米連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請して経営破綻した米高級百貨店運営会社サックス・グローバルは26日、会社更生手続きを完了して破産法の適用から脱却した。店舗は半分未満に減らし、債務は再編により約75%削減した。

サックス・フィフス・アベニューやニーマン・マーカスなどを運営するサックス・グローバルは今後、「イグゼンプラー・ラグジュアリー・グループ(ELG)」の社名で運営し、高級小売事業に重点を置く。

ELGの最高経営責任者(CEO)には、サックス・グローバルの経営再建開始時に同社CEOに起用されたジェフロイ・バン・レムドンク氏が就任する。取締役には、米化粧品小売大手アルタ・ビューティーの元CEOのデイブ・キンベル氏や、フランス高級ブランドLVMHのワイン・蒸留酒部門であるモエ・ヘネシーのCEOを務めたフィリップ・シャウス氏らが加わる。

サックス・グローバルはオフプライスストア62店舗を閉鎖済みで、破産法適用から脱却した時点では49店舗で運営する体制となった。

3月にはサックス・フィフス・アベニューを12店舗、ニーマン・マーカスを3店舗それぞれ閉鎖していた。

サックス・グローバルはまた、経営再建中に同社の商品をアマゾン・ドット・コムのプラットフォームで販売する提携を終了した。高級ブランド会社は大衆市場での販売により自社のイメージが悪化することを恐れて、アマゾンとの提携に反対していた。

サックス・グローバルは2024年12月、高級品販売の強化を目指して総額27億ドルでニーマン・マーカスと合併。だが世界的に高級品販売が減速する中、債務負担が膨らんだ。破産法の適用申請時の負債総額は34億ドルだった。

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