[28日 ロイター] - 中国の検索大手、百度(バイドゥ)のAI(人工知能)半導体部門、崑崙芯(クンルンシン)科技が香港での新規株式公開(IPO)で500億ドルの評価額を目指していると、米ニュースサイトのジ・インフォメーションが28日、関係者2人の話として報じた。
投資家は崑崙芯のIPOで購入予定の株式の3─7倍に相当する価値の半導体を購入するよう求められているという。
ロイターは今月、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国の字節跳動(バイトダンス)が崑崙芯の半導体採用を検討していると報じていた。関係者の1人によると、騰訊控股(テンセント)はすでに崑崙芯の半導体の顧客となっている。
百度は今年1月、崑崙芯が香港証券取引所に上場申請書を非公開で提出したと発表しており、分離上場に向けた道筋を整えていた。
崑崙芯は2011年に百度向けのAI半導体を開発する社内部門として設立された後、独立して運営されるようになった。ただ、百度は依然として支配株を保有している。
崑崙芯は主に百度向けに半導体を供給してきたが、過去2年で外部への販売も拡大している。