Steve Holland
[ワシントン 26日 ロイター] - トランプ米大統領は26日、11月の中間選挙の連邦下院選に向けた民主党のニューヨーク市予備選で左派マムダニ市長が支援した候補3人が相次いで勝利したことについて「米国にとって建国以来、最も深刻な脅威だ」と危機感を示した。
トランプ氏はワシントンで開催された福音派団体の年次会合で演説。民主党の予備選で勝利した候補者3人は「共産主義者」だと述べた。3人のうち2人はアメリカ民主社会主義者(DSA)のメンバーだが、DSAを共産主義者と位置付けるのは事実と異なる。
トランプ氏は「こうした冷酷な共産主義者たちは、あらゆる宗教を攻撃するだろうが、とりわけキリスト教を標的にするだろう。これは建国以来、わが国に対する最大の脅威だ」と述べた。
さらに共産主義者は敵対者を暗殺することもいとわない「動物」だと主張したが、この発言を裏付ける証拠は示さなかった。
共和党は、高止まりする生活費への対応策を有権者に十分示せていないとの批判に直面している。このため上下両院の過半数議席を守るべく、選挙戦終盤に民主党への攻勢を強めるとの見方が広がっている。
トランプ氏が今回演説を行ったのは、4月のホワイトハウス記者会主催の晩餐会の際に発砲事件が起きたホテルだった。