Maria Martinez
[ベルリン 22日 ロイター] - 業界団体のドイツ産業連盟(BDI)は22日、2026年の国内成長見通しを0.4%とし、1月時点の1%から大幅に下方修正した。産業基盤はなお、高コスト、弱い投資環境、地政学リスクによる深刻な圧力にさらされていると警告した。
ただ、ペーター・ライビンガー会長は、独産業界の状況は「危機的だが絶望的ではない」と指摘し、政府は競争力回復に向けてより断固とした行動を取る必要があると述べた。
BDIによると、特にイラン戦争と、それによるエネルギー価格とサプライチェーン(供給網)への影響から、ここ数カ月で状況が悪化。ライビンガー氏は、エネルギー価格、税金、単位労働コスト、非賃金労働コストの高止まりと過剰な官僚主義により、ビジネス拠点としてのドイツに負担が生じていると述べた。
BDIは個別の措置ではなく広範な改革パッケージを要望。具体的には、法人税引き下げ、減価償却規則の改善、イノベーション奨励の強化、計画・承認手続きの迅速化、行政の効率化を求めた。