[22日 ロイター] - ウクライナのアンドリー・メルニク国連大使は22日、ロシアとの戦闘を巡って国連安全保障理事会が敵対行為の全面的かつ無条件な停戦を求める決議を採択しなかった場合、事実上の前線での停戦案を見直す可能性があると警告した。
メルニク氏は国連安保理の会合で「ウクライナは国連憲章に基づき、公正かつ永続的な平和を確保するためにロシアと直接交渉する用意があるものの、忍耐には限界がある」と訴えた。
5年目に入った戦闘でウクライナが戦況の流れを変え、最近の攻撃ではロシアの製油所の約40%に被害を与えたと強調。ロシアが先週、ウクライナの首都キーウにある世界遺産のペチェールシク大修道院を攻撃したことへの非難も表明した。
ロシアはペチェールシク大修道院への攻撃を否定し、米国製の地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」によるものだと主張している。
ロシアは攻撃の標的はドローン(無人機)製造施設であり、実際に攻撃したと主張している。これに対し、ウクライナや多くの西側諸国はロシアがペチェールシク大修道院を攻撃したと批判している。