Yantoultra Ngui
[シンガポール 22日 ロイター] - 英金融大手スタンダードチャータード(スタンチャート)は22日、日本を除くアジア株、特に台湾と中国を選好する姿勢を示した。堅調な業績見通しや人工知能(AI)主導の投資、原油供給を巡る懸念の後退が同地域を支援するとしている。
主なポイントは以下の通り。
• シンガポールでの説明会で、シニア投資ストラテジストのヤップ・フック・ヒエン氏は日本を除くアジアについて、AI関連支出や半導体メーカーに支えられ、2026年と27年に主要市場の中で最も力強い利益成長を記録する見通しだと述べた。
• スタンチャートの基本シナリオでは、ホルムズ海峡経由の海運が数週間以内に再開される見込みで、これにより原油輸入に依存する同地域への圧力が緩和される可能性がある。
• 同社は日本を除くアジア株を「オーバーウエート」に引き上げた。
• 域内では台湾と中国を選好し、次いでインドを推奨。台湾は半導体製造における主導的地位、中国は割安なバリュエーションと革新力、インドは内需主導の成長を理由に挙げた。
• グローバル最高投資責任者(CIO)のスティーブ・ブライス氏は、世界株式について引き続き「オーバーウエート」とし、米国と日本を除くアジア市場を選好すると述べた。新興国のドル建て債券や金も選好するとした。
• スタンチャートは、2027年半ばまでにS&P総合500種指数が7950に達し、金価格は1オンス=5100ドルに達すると予想している。