[22日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは、ホルムズ海峡に関連した石油供給ショックを受けて電気自動車(EV)の普及が加速すれば、世界の石油需要が2027年末までに最大で日量32万バレル減少する可能性があるとの見方を示した。

ゴールドマンはリポートで、世界のEV販売浸透率が5月に3.4ポイント上昇して26.1%に達したと指摘。過去2番目に高い水準だという。

• ゴールドマンは、地域別のEV浸透率が26年5月の水準で横ばいで推移すると想定する「一時的加速」シナリオの下では、27年12月までに世界の石油需要が日量約13万バレル減少すると試算している。

• 一方、地域別のEV浸透率が26年2─5月のトレンドに沿って直線的に伸びると想定する「持続的加速」シナリオでは、同期間における需要減少幅は日量約32万バレルに達する可能性があるという。

• ゴールドマンは「特に注目すべきは、インド、ベトナム、中国ではEV販売全体の過半数を二輪・三輪EVが占めており、乗用車EVが代替する燃料の3分の1から半分という相当な量を置き換え得る点だ」と指摘した。

• また、世界のEV市場上位15カ国・地域のうち12市場で浸透率が上昇しており、中国が11.4ポイントの伸びでけん引しているとした。

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