Jonathan Stempel
[22日 ロイター] - 米カリフォルニア州でガソリンスタンドを運営するBP、サークルK、マラソン・ペトロリアム、セブン―イレブン、ウォルマート、アルバートソンズが22日、人工知能(AI)を使ってガソリン小売価格をつり上げたとして、同州のドライバーらから提訴された。
カリフォルニア州サクラメントの連邦地裁に提出された集団訴訟の訴状で原告側は、各社が競合ガソリンスタンドのデータを用いるAIツールを使って「協調的に高値を設定し、消費者の懐からより多くの金を絞り取った」とし、カリフォルニア州の主要な反トラスト法(独占禁止法)である「カートライト法」に違反したと主張。
この仕組みがアルゴリズムによる価格操作の取り締まりを目的に今年1月に施行された州法「AB325」に違反するとしている。
ドライバー側は、「キャリブレート」という企業が提供している当該AIツールを使うガソリンスタンドの比率が高い地域では、ガソリン価格が1ガロン当たり最大0.3ドル上昇していると主張した。
訴状によると、被告各社はカリフォルニア州内で1700カ所超のガソリンスタンドを運営している。キャリブレートも被告に含まれる。
原告側はガソリンに過剰な金額を支払ったドライバーに対する損害賠償を求めている。賠償額は明示していない。
米自動車協会(AAA)によると、カリフォルニア州のガソリン価格は全米で最も高く、レギュラーガソリンの平均価格は1ガロン当たり5.58ドル。全米平均は3.93ドルとなっている。