[東京 22日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は8日続伸し、前営業日比1103円90銭高の7万2353円96銭で取引を終えた。取引時間中・終値ベースともに史上最高値を更新し、初の7万2000円台に乗せた。人工知能(AI)や半導体関連株への先高観に加え、中東情勢を巡る警戒感の後退が投資家心理を支えた。TOPIXも史上最高値を更新した。
日経平均は182円安と反落して寄り付いた後切り返し、後場序盤に1581円高の7万2831円73銭の高値を付けた。主力の半導体関連株が急伸し指数を押し上げたほか、スイスで開かれた米国とイランの高官による初回の和平協議が22日に終了し、中東情勢を巡る警戒感が和らいだことも支えとなった。
買い一巡後は7万2300円を挟んでもみ合った。このところの過熱感や時間外取引での米株先物指数のマイナス圏推移を受けて、利益確定売りが上値を抑えた。3連休明けの米国株式市場を控えた見極めムードも広がった。
AIや半導体関連株では、18日に業績予想を上方修正したフジクラが連日のストップ高買い気配となった。市場では「フジクラの上方修正発表以降、相場の風向きが変わっており、AI関連株に一段と資金が流れている」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれた。キオクシアホールディングスは上場来高値を更新した。
村田製作所、ファナックは4─6%超高。日本政府が成長戦略に盛り込む戦略17分野への官民投資について、「フィジカルAI」では官民で2040年度までに10.5兆円を投資すると報じられ、材料視された。
今週は米マイクロン・テクノロジーが24日に決算発表を控えており、市場では関心が高まっている。大和証券の細井秀司シニアストラテジストは「市場の期待がかなり高いだけに、業績見通しに注目している。コンセンサスを上回る内容となれば、他のメモリー関連株にも買いが波及し、半導体関連株は一段高となる展開もあり得る」と話す。
TOPIXは1.24%高の4095.05ポイントで取引を終えた。史上最高値を更新した。東証プライム市場指数は前営業日比1.24%高の2112.05ポイントだった。年初来高値を更新した。プライム市場の売買代金は9兆8247億3900万円だった。
東証33業種では、値上がりは非鉄金属、ガラス・土石製品、電気機器、銀行、その他金融など22業種、値下がりは不動産、鉱業、パルプ・紙など11業種だった。
そのほか主力株では、東京エレクトロンが3%超高、ソフトバンクグループが1%超高、イビデンが7%超高。半面、ファーストリテイリングは1%超安、太陽誘電が9%超安だった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が3.2%高の717.31ポイントと、反発した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが792銘柄(50%)、値下がりは727銘柄(46%)、変わらずは43銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 72353.96 +1,103.9 71067.15 71,009.52─
0 72,831.73
TOPIX 4095.05 +50.09 4030.01 4,028.61─4
,103.76
プライム市場指数 2112.05 +25.94 2078.48 2,078.48─2
,116.48
スタンダード市場指数 1646.73 +14.50 1634.39 1,633.09─1
,655.36
グロース市場指数 921.29 +25.86 898.23 897.31─928
.92
グロース250指数 717.31 +22.23 697.57 696.72─723
.46
東証出来高(万株) 208253 東証売買代金(億 98247.39
円)