[シドニー 22日 ロイター] - オーストラリア政府は22日、西オーストラリア州で野鳥からH5N1型鳥インフルエンザウイルスが検出される2例目の事例を確認した。週末に初の感染例を確認したばかりで、政府はウイルスの拡散抑止に全力を挙げる方針を示した。
コリンズ農相によると、人里離れた海岸で衰弱した状態で見つかった渡り鳥のキタオオフルマカモメから陽性反応が出た。20日にはチャイロオオトウゾクカモメでも感染が確認されている。いずれも州都パースから南東に約570キロ離れた沿岸の町エスペランス近郊で発見された。
農相は「鶏肉・鶏卵業界と緊密に連携し、バイオセキュリティーの強化と生産現場へのウイルス侵入阻止に向け、できる限りの対応を取っている」と説明した。
オーストラリアはこれまで、本土で感染が確認されていない唯一の大陸だった。ただし2025年末には、亜南極地域の豪領ハード島で感染が確認されている。