[22日 ロイター] - 香港政府は、越境投資チャネルの拡大のほか、香港市場での新規株式公開(IPO)へのアクセスを中国本土の投資家に認めることを目指し、中国当局と協議に入っている。香港の陳茂波財政長官が、中国メディアとのインタビューで明らかにした。

陳長官はチャイナ・デーリーとのインタビューで、本土側との協議内容として、適格投資家の参入基準の緩和、クロスボーダー取引制度における「南向き」投資枠の拡大、対象商品の拡充などが含まれていると述べた。

文匯報との別のインタビューで、本土の個人投資家による香港IPOへの応募を認める案も検討中だと語った。

中国は先月、国内資金を海外の証券、先物、ファンド商品に違法に向かわせる越境取引に対する取り締まりを発表し、海外市場に資金を違法に送ったとされる証券会社に罰則を科す方針を示した。本土の顧客に依存する香港の銀行、保険会社、資産運用会社にとって打撃になるとみられている。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。