[ブリュッセル 21日 ロイター] - シンクタンクの欧州外交問題評議会(ECFR)が21日公表した世論調査によると、英国の有権者の最大3分の2が支持政党にかかわらず、2016年の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定が同国に悪影響を及ぼしたと考えていることが分かった。

調査は5月7─14日に2000人超を対象に実施した。

それによると、3分の2がブレグジットによって生活費が押し上げられ、経済に悪影響が生じたと回答した。

ECFRのマーク・レナード代表は「10年が経過した今、英国民はEU域外でのより良い生活への期待がかなわず、ブレグジットが有権者の最も関心の高い問題に対処する英国の能力を損なっていることに気づきつつある」と述べた。

EU離脱が不法移民対策や貿易、規制の面でマイナスだったと答えたのは56%、若者の機会を減らしたとの回答は57%、英国のEU離脱は「間違いだった」との回答は57%だった。現在は4分の3がEUとのより緊密な関係を望んでいるという。

調査では、英国民が安全保障上の望ましいパートナーとして米国よりも欧州を選び、米国を同盟国と見なす回答はわずか18%だったことも示された。

移民管理はブレグジット運動の主要な焦点だったが、調査では英国民の56%がブレグジット後の英国のアプローチは失敗したと考えており、より緊密な貿易関係と引き換えにEUとの間で人の移動の自由を復活させることを支持すると回答した。

ECFRによると、EU加盟15カ国を対象に実施した別の調査では、英国が将来EUに復帰することを3分の2が支持した。

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