[モスクワ 21日 ロイター] - ロシアが併合したクリミア半島に対するウクライナのドローン(無人機)攻撃で4人が死亡、28人が負傷したと、ロシアが任命した当局者が明らかにした。
また、ロシア南部クラスノダール地方の当局は、 石油輸送施設に対するウクライナの無人機攻撃により、旅客フェリーに乗っていた1人が死亡し、石油ターミナルで火災が発生したと明らかにした。ウクライナのゼレンスキー大統領も石油輸送施設への攻撃を認めた。
ロシア国防省は、夜間にウクライナの無人機239機を撃墜したと発表した。
クリミアのアクショーノフ首長は、半島全域のガソリンスタンドで一般市民や事業者向けの燃料販売を停止したと発表した。生活に必須のサービスや治安を担う政府機関に供給が限定される。
ウクライナは最近、ロシアの黒海艦隊が拠点を置くクリミア半島への無人機攻撃を激化させ、半島への補給路を標的にしている。観光シーズンの開始と重なり、燃料危機が生じている。
地元の送電網運営会社は、電力網の損傷により複数地域で停電が発生したと明らかにした。クリミアとクラスノダール地方を隔てるケルチ海峡のフェリー運航も一時停止された。
当局はまた、クリミアとクラスノダールを結ぶ橋の通行を9時間以上停止し、列車11本に遅れが生じた。