幾重にもイランに有利

さらに、米軍弾薬備蓄の減少やガソリン価格上昇、インフレなど戦争の経済的コストを批判した上で、「今度はトランプとネタニヤフが爆撃したものを再建するために、さらに3000億ドルを払うかもしれないという。こんなのは全くのでたらめだ」と述べた。

反トランプ系団体「リパブリカンズ・アゲインスト・トランプ」は16日のX投稿で、「WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)によると、米国は戦争終結合意の一環として、イランによる石油・燃料販売再開を即時認める。制裁免除も直ちに発効し、銀行、海運、保険分野もその対象となる。つまりイランは、何の代償も支払わずに初日から何十億ドルもの経済的恩恵を受けることになる。史上最悪の合意だ」と批判した。

フロリダ州下院選に共和党候補として出馬しているダン・ビルゼリアンは15日のX投稿で、「われわれはイラン戦争に圧勝したので、今や終戦してもらうために3000億ドルを提示している」と皮肉った。

共和党系だが反トランプの政治団体リンカーン・プロジェクトは15日の投稿で、「イランに3000億ドルを与えることが、(オバマ政権が払った)17億ドルとどう違い、なぜより良いのか、MAGA支持者は説明すべきだ」と述べた。

一方、戦争反対の立場を明確にしてきた共和党のランド・ポール上院議員は16日のX投稿で、「トランプ大統領の平和への意欲を称賛する。米国民は終わりのない戦争とその代償にうんざりしている。イランとの和平は追求する価値がある。この協議を妨害しようとする人々は、それが本当に米国民の利益にかなうのか自問すべきだ」と述べた。

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