[ロンドン 9日 ロイター] - 英産業連盟(CBI)は9日、イラン戦争によるエネルギー価格高騰と生活水準の低下から英国の経済成長率予想を下方修正し、失業率が2015年以来の高水準に達するとの見通しを示した。

消費者物価上昇率は来年第1・四半期に3.7%でピークを迎える見込みで4月の2.8%を上回ると予想。イングランド銀行(英中央銀行、BoE)の予想とほぼ一致する。

CBIのチーフエコノミスト、ルイーズ・ヘレム氏は、「世界情勢の悪化が、英国の低成長を一段と深刻にしている。成長の勢いは25年を通じて弱かったが、もし最近の世界的なショックがなければ、今日、経済についてもっと前向きな議論ができていたはずだ」と述べた。

CBIは、26年の国内総生産(GDP)伸び率予想を1.1%、27年を0.9%とし、昨年12月からそれぞれ0.2%ポイントと0.6%ポイント下方修正。

失業者数は200万人と、労働人口比で15年半ば以来最高の5.5%でピークに達するとし、従来予想の5%から修正した。

また、BoEは26・27年を通じて政策金利を3.75%に据え置くと予想した。

ここ1カ月で、経済協力開発機構(OECD)と国際通貨基金(IMF)も同様の予想を発表している。

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