[ワルシャワ 8日 ロイター] - ポーランドのトゥスク首相は8日、関係が悪化しているウクライナとの連帯と対話を呼びかけた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は先月、第2次世界大戦中にポーランド人を虐殺したとされる民族主義組織のウクライナ蜂起軍(UPA)にちなんだ名称を軍部隊に付与し、ポーランドの怒りを買った。これを受けて、2022年のロシアによる侵攻以降、ウクライナの最も強固な支援国の一つであるポーランドとの関係は冷え込んだ。

ポーランドの諮問機関は8日、ナブロツキ大統領が提案した、ゼレンスキー氏からポーランド最高位の勲章を剥奪する案を協議するため会合を開いた。

一方、トゥスク氏はナブロツキ氏とゼレンスキー氏との直接対話を呼びかけた。Xに「外交が成果を上げない以上、私はナブロツキ大統領とゼレンスキー大統領に対し、率直で誠実な直接対話を行うよう公に求める」と投稿。「協力こそが両国と両国民の利益であり、対立はロシア政府を資することになる」と続けた。

ポーランド国民のウクライナに対する世論は、避難民流入への疲弊、穀物輸入を巡る対立、そして大戦中にウクライナ民族主義者がポーランド人を虐殺した歴史的経緯を背景に、より否定的になっている。

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