Panu Wongcha-um

[バンコク 5日 ロイター] - タイは5日、海洋境界紛争解決のためカンボジアが開始を発表した国連仲裁手続きに参加する一方、両国間の係争国境問題解決に向けたその他の二国間協議は当面保留すると表明した。

タイランド湾の係争海域を巡る交渉の枠組みとなっていた2001年のカンボジアとの合意をタイ政府が先月一方的に破棄したことを受け、カンボジアは今週、国連海洋法条約(UNCLOS)に基づく強制調停手続きを開始した。

両国が25年以上領有権を主張している同海域は約2万6000平方キロメートルの規模で、天然ガス約12兆立方フィートと大量の石油が埋蔵されていると推定され、その総額は3000億ドルに上る。

タイのシーハサック外相は5日、国連主導の交渉に代表2名を派遣すると発表したが、カンボジアが資源分配問題も交渉に利用しようとしていることに懸念を表明した。

同氏はロイターとのインタビューで、「カンボジア側に『半年程度の期間で交渉の機会を作ってみないか』と言った」と説明。「『進展がなければ次の段階について合意することができる。強制的な和解ももちろん含まれるが、自主的な和解も含まれる』」と述べた。

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