Atsuko Aoyama

[東京 8日 ロイター] - 午前のドルは160円前半で高値もみ合いとなった。中東情勢を背景とする原油の高止まりや米国での利上げ観測の高まりを受けてドル買いが根強い一方、為替介入への警戒感が上値を抑えている。正午過ぎに160.39円まで上値伸ばし、1カ月強ぶり高値を更新した。

・ドル/円は早朝に前日の高値(160.34円)を上抜け、4月30日以来1カ月強ぶりの高値圏でもみ合い。

・一段高なら追随買いの可能性指摘も。

・ユーロ/円は184円後半を中心に売買が交錯。

・原油先物価格1バレル90ドル台で高止まり。

・米雇用統計を受けた利上げ観測の高まりがドルの支援材料に。

・介入はいつ実施されても不思議でないとの見方。原油高に日本の財政悪化懸念、米利上げ観測などドル買い/円売り材料多く、実施しても効果短命か。

・介入実施は日米金融政策決定会合後の相場の反応を見極めてからとの声も。

<りそな銀行資金証券部市場トレーディング室の広兼千晶氏>

「ドルが160円超で介入への警戒感はあるものの、来週に控える日米の金融政策決定会合の決定内容やその後の相場の値動きが分からず、会合前に介入に踏み切るのは難しいのではないか」

「介入のタイミングは、日米の決定会合後にさらに円安が進行した場合とみている」

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。