Ben Blanchard

[台北 8日 ロイター] - 台湾の顧立雄国防部長(国防相)は8日、中国海警局による台湾東部海域での巡視活動は「挑発行為」だとした上で、台湾軍は海岸警備当局と緊密に連携して対応すると強調した。

中国は、日本とフィリピンが5月に海洋境界の画定に向けた交渉の開始で合意したことについて、合意の対象に中国が自国領と見なす台湾東部の海域が含まれるとして、反発している。

中国国営メディアは6日遅く、日本とフィリピンの発表を受け、台湾東部海域で「特別な海上交通法執行作戦」を実施するため艦船を派遣したと伝えた。

これに対し、台湾の海岸巡防署(海巡署)も艦船を出動させて中国船に警告。7日には水域から「退去させた」と発表した。

顧氏は議会で「これは挑発行為だ」と非難。「彼らは東部海域を自らの領域だと主張しようと試みている。あたかも巨大なクモの巣をその地域に張り巡らせるかのようだ」とし、「これはわれわれの主権に対する重大な侮辱だ」と語った。

台湾海巡署は、中国の船舶4隻が8日朝に台湾の海域を離れ、東に向かったとしている。

顧氏は、軍は海巡署との連携を維持し、緊密かつ継続的に情報共有を行うと説明した。

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