Eman Abouhassira
[7日 ロイター] - 米国がイランの資産を活用して今回の戦争で被害を受けた湾岸地域の同盟国に補償することを検討しているとの報道を受けて、イランのガリババディ外務次官は7日、湾岸諸国は「賠償を要求する立場にない」と反発した。
交流サイト(SNS)「X」への投稿で、イランの資産は「米政府の戦利品でもなければ、米同盟国への支払い原資でもない」と主張した。
ロイターは6日、関係筋の話として、米国がイランの資産を湾岸地域の同盟国が利用できるようにし、イランによる将来の加害行為に対する復旧・修復を支援する方針だと報じた。
ガリババディ氏は、イラン政府の同意なしにイラン資産を差し押さえ、移転、または割り当てる行為は「国際法上の新たな違法行為」に該当すると指摘。さらに、こうした行為はイランによる「相応の対応」を招くことになると警告したが、詳細には触れなかった。
また、一部の域内政府は領土や施設を「イランに対する侵略のために提供した」のであり、賠償を要求する立場にはなく、むしろイランに与えた損害を全額補償する義務があると主張した。