一度も妊娠を経験していない「原発性不妊症」の女性は、そうでない女性に比べて閉経を迎える時期が早くなる可能性があることが、新たな研究で明らかになった。
米更年期学会が発表した研究によると、不妊症の女性は平均して若い年齢で閉経を迎え、40〜45歳の間に閉経が訪れる可能性が2倍以上も高かったという。
この結果が重要なのは、早期の閉経は心血管疾患や骨粗しょう症、認知機能障害といった、将来的な重篤な健康リスクの上昇と関連しているからだ。
研究チームは、原発性不妊症の女性461人と、不妊症ではない同年代の女性530人の計900人以上のデータを分析した。
研究期間中に自然閉経を迎えた女性のうち、不妊症の女性は、そうでない女性よりも平均して1年以上早く閉経を迎えていた。
さらに、追跡期間中に閉経になる確率も、不妊症の女性のほうが25%高かった。
不妊症の原因によっても、そのリスクには差があるようだ。原因が子宮内膜症である女性は、不妊症でない女性に比べて平均2.75年も早く閉経を迎えていた。また、原因不明の不妊症の女性も、1.45年ほど早く閉経を迎えていた。
今回の研究で顕著だったのは、早期に閉経になる割合の差だ。不妊症でない女性が早期に閉経する割合は3%だったのに対し、不妊症の女性は7.6%に上った。
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