Noriyuki Hirata

[東京 5日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比882円57銭安の6万6588円12銭で取引を終えた。短期的な過熱感を解消する、スピード調整が継続した。前日の米国市場での人工知能(AI)・半導体関連株安を受けて国内の関連株でも売りが目立ち、日経平均は一時節目の6万6000円を下回る場面があった。一方、出遅れ銘柄を物色する動きもあった。

日経平均は350円安で寄り付いた後も下げを強め、一時1608円安の6万5862円21銭に下落した。時間外取引での米株先物や韓国KOSPIといった海外株価の軟調な値動きも投資家心理の重しになった。

出遅れ銘柄群の物色は活発だった。日銀の利上げ観測報道を手掛かりに銀行株が買われたほか、防衛関連もしっかり。AI・半導体関連の寄与度の高い日経平均とTOPIXの比率を示すNT倍率は16倍台後半へと一時に比べ低下した。

ただ、市場では「(NT倍率の)低下余地はまだあり、目先は日経平均の上値は重そうだ」(東海東京インテリジェンス・ラボの澤田遼太郎シニアアナリスト)との見方が聞かれた。来週にかけて、こうした上値の重さは継続しそうだという。メジャーSQ(特別清算指数)の算出を来週末に控えているほか、その翌週には日米で中銀会合が開催されるため手掛けにくさが意識される。

一方、AI需要拡大への期待感は根強い。「日経平均で)7万円をみたいムードもある。中銀会合を通過したら、再び上方向ではないか」(澤田氏)との声があった。

TOPIXは0.07%安の3949.09ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.08%安の2036.82ポイントだった。プライム市場の売買代金は9兆8535億円だった。東証33業種では、値上がりは海運やその他製品、保険など22業種、値下がりは非鉄金属や電気機器、化学など11業種だった。

経営統合で基本合意したと発表したヤマダホールディングスとエディオンに物色が向かったほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三菱重工業はしっかりだった。一方、アドバンテスト、イビデン、フジクラは軟調だった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.91%高の765.45ポイントと、6日ぶり反発した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1196銘柄(76%)、値下がりは340銘柄(21%)、変わらずは28銘柄(1%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 66588.12 -882.57 67115 65,862.21─6

7,115.00

TOPIX 3949.09 -2.76 3961.8 3,931.13─3,

966.32

プライム指数 2036.82 -1.6 2043.82 2,027.78─2,

045.69

スタンダード指数 1629.38 18.92 1612.64 1,610.39─1,

634.20

グロース指数 979.88 26.39 959.33 959.33─987.

55

グロース250指数 765.45 21.68 748.9 748.90─771.

94

東証出来高(万株) 222895 東証売買代金(億円) 98535

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