[北京 2日 ロイター] - 中国乗用車協会(CPCA)が2日発表したデータによると、米電気自動車(EV)大手テスラの5月の中国生産EV販売台数は、前年同月比39.4%増の8万5982台だった。7カ月連続で増加した。前月比では8.2%増だった。欧州の複数国で新規登録台数が回復し、一時販売が低迷した後の復調傾向が鮮明になっている。
集計対象はテスラの上海工場から出荷された「モデル3」と「モデルY」で欧州などへの輸出車を含む。
一方、テスラと競合する中国の比亜迪(BYD)も欧州などへの輸出が堅調で、9カ月ぶりにプラスに回復した。
競争が価格から性能面などにシフトする中、BYDは技術力をアピールしており、運転支援機能に伴う事故について1年間の補償と修理費用を全額負担すると先週発表した。
一方、テスラは中国で最先端の運転支援機能を展開するため当局の承認を待っている状態だ。ライバル各社がスマートドライビング機能を強化する中、承認に手間取れば競争上不利になる可能性がある。