Philip Blenkinsop
[ブリュッセル 2日 ロイター] - 欧州議会の貿易委員会は2日、多くの米国製品に対する欧州連合(EU)の輸入関税を撤廃する法案を圧倒的多数で可決した。昨年に米国と合意した通商協定を順守し、貿易紛争の再燃を回避するための一歩となった。
法案への賛成は31、反対は6、棄権は3だった。委員会はまた、2020年にトランプ米政権と合意した米国産ロブスターに対するゼロ関税の継続も支持した。法案は6月中旬に欧州議会本会議で承認される必要がある。
EUは昨年7月、米国の工業製品に対する輸入関税を撤廃し、米国産の農産物と水産物に優遇的アクセスを認めたほか、大半のEU製品に対する米国による15%の関税を受け入れることに合意した。
この枠組み合意から10カ月が経過したが、EUは合意に基づく義務をまだ履行していない。トランプ氏はEUが7月4日までに約束を履行しなければ「はるかに高い」関税を課すと警告していた。