David Shepardson
[ワシントン 28日 ロイター] - 米郵政公社(USPS)は28日、ドイツ物流大手DHLグループ傘下のDHLeコマースと、米国内のラストマイル配送(物流拠点から最終顧客への配送)を請け負う複数年契約で合意したと発表した。契約額は100億ドルを上回るとみられる。
DHLeコマースは今回の契約について、今後数年にわたる米市場での成長に寄与すると述べた。契約に基づき、同社は全米19カ所の拠点で集荷と仕分けを行い、その後の最終配送を全てUSPSが担当する。
この契約は深刻な資金不足に直面するUSPSにとって極めて重要だ。USPSは早ければ来年2月にも資金が底を突く可能性を警告していた。小包配送を巡っては、アマゾン・ドット・コムも先月、USPSと新たな合意に達したと明らかにしている。
USPSのスタイナー郵政長官はインタビューで、全米1億7000万世帯に週6日配達を行っているのはUSPSだけだとし、この契約によりDHLには「世界最大の市場で事業を展開する機会」が提供されると強調した。