[ベルリン 28日 ロイター] - アリアンツ・トレードが28日公表した調査によると、近年の猛暑の傾向が続いた場合、ドイツ経済は2030年までに最大1310億ドルの損失を被り、経済生産が最大3%押し下げられる可能性がある。

調査によると、過去10年間に見られたような熱波が再来した場合、ドイツは26─30年に最大1310億ドルの損失に直面する。気温上昇が生産性を低下させるとともに、エネルギーコストを押し上げ、企業や投資を圧迫するという。

経済生産は30年までに国内総生産(GDP)の最大3%に相当する損失が生じる可能性がある。

欧州では南欧が依然として最も深刻な打撃を受けるが、欧州以外の高温地域では猛暑への適応が進んでいる。

アリアンツ・トレードによると、気温が30度を1度上回るごとに生産性は約3%低下し、冷房需要によりエネルギーコストは1度当たり約1.2%上昇する。

猛暑は財政にも負担をかける。税収を年間約0.7%減少させ、ドイツの財政収支をGDP比で年間約0.9%悪化させる。

アリアンツ・トレードは、経済を猛暑に適応させることが今後の競争力の重要な要素になると指摘した。

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